こんにちは、ライフ快療院 南浦和本店の梶田です。
今回は、「慢性的な痛み(慢性痛)」と心の関係について、整体的な視点からお話ししていきます。
痛みと聞くと、「どこが悪いのか?」と身体だけに原因を探しがちですが、実は心の状態や生活習慣も痛みと深く関係していることがわかってきました。
■痛みには種類があります
まず知っておいていただきたいのが、「痛み」にも種類があるということです。
◆急性の痛みとは?
ケガや炎症など、身体の異常を知らせるサインとして現れる痛みです。
これは「これ以上ムリしないで!」という身体からの警告でもあり、自然な反応です。適切なケアや安静にすることで、時間とともに和らいでいきます。
◆慢性的な痛みとは?
本来のケガや炎症が治っているにもかかわらず、何ヶ月も痛みが続く状態です。
このような慢性的な痛みには、身体だけでなく、脳や心の働きが関係していることが多く見られます。
■痛みは「脳」で感じている
私たちが「痛い!」と感じるのは、実はその場所(たとえば腰や肩)だけではなく、脳が痛みを記憶し、再生しているからです。
脳は痛みに関する情報を、
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どこが痛いのか(感覚的)
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どれだけ不快か(感情的)
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これからどうなるのか(認知的)
といった3つの側面で処理しているといわれています。
このうち感情的な部分が、不安やイライラなどと結びつくと、痛みをより強く感じるようになります。
さらに、過去の痛みの記憶が脳内で強化され、実際には問題のない部位でも「痛い」と感じることがあるのです。
■ストレスや生活習慣も慢性痛の原因に?
痛みがなかなか取れない方には、ある共通点があります。
それは、生活習慣や心の状態が身体に影響しているということです。
こんなこと、ありませんか?
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同じ姿勢でスマホやPCを長時間見ている
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片足に体重をかけて立っている
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慢性的な寝不足や運動不足
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「また痛くなるんじゃないか」という不安が頭から離れない
こうした状態が続くと、筋肉や関節に負担がかかるだけでなく、脳が“痛みモード”から抜け出せなくなってしまいます。
■ライフ快療院では、慢性痛に対して以下のようなアプローチを行っています。
◆体のバランスを整える
骨盤や背骨のゆがみ、筋肉の緊張を整えることで、身体への負担を減らします。
これにより「痛みをつくる姿勢」や「動きのクセ」が改善されていきます。
◆神経や自律神経へのアプローチ
痛みと自律神経は深く関係しています。
当院の施術では、神経系の働きを整えることで、脳の過敏な反応を落ち着かせる効果も期待できます。
◆「痛くない動き」を体に覚えさせる
「この動きなら痛くない」「ここを使えば楽になる」といった、身体にとって安心できる経験を積み重ねていくことが、慢性痛の改善につながります。
■慢性痛と上手に向き合うために
私たちがこれまでサポートしてきた中でも、慢性痛でお悩みの方は少なくありません。
しかし、多くの方が「自分の体を理解し、小さな成功体験を積む」ことで、少しずつ改善の道を歩んでいます。
ポイントは、
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痛みを「敵」と思いすぎないこと
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動かさないのではなく「正しく動かす」こと
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小さな「できた!」を繰り返すこと
■最後に
慢性的な痛みは、単に身体をマッサージしただけでは良くならないことが多いものです。
「なぜその痛みが続いているのか?」を、体・心・生活習慣の面から一緒に見つけていくことが、回復への第一歩です。
ライフ快療院では、あなた自身が「治る力」を発揮できるようサポートしていきます。
長引く痛みでお悩みの方、
「このままでいいのかな?」と感じている方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
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