緊張型頭痛とは
緊張型頭痛は、頭全体や後頭部、首のつけ根あたりが「締めつけられるように痛い」「重く圧迫されるように感じる」ことが多い頭痛のひとつです。
日本頭痛学会では、緊張型頭痛は一次性頭痛の中でも多い頭痛のひとつとされ、痛みは30分から7日続くことがあり、圧迫感や締めつけ感のある非拍動性の頭痛が多いとされています。
特徴としては、以下のようなものがあります。
* 頭全体、後頭部、首のつけ根が重い
* ハチマキで締めつけられるような痛み
* 首や肩のこりを伴うことが多い
* 夕方から夜にかけてつらくなりやすい
* ズキズキ脈打つ痛みではなく、重だるい痛みが多い
医療機関で検査を受けても大きな異常が見つからず、「首や肩のこり」「姿勢」「ストレス」「長時間のデスクワーク」との関係を調べて、整体を探される方も少なくありません。
緊張型頭痛の背景と要因
緊張型頭痛には、首・肩まわりの筋肉の緊張や、長時間同じ姿勢を続けることが関係している場合があります。
たとえば、デスクワークで画面を見続ける、スマートフォンを見る時間が長い、猫背や前かがみ姿勢が続くと、首・肩・背中の筋肉に負担がかかりやすくなります。
日本整形外科学会でも、肩こりの原因として「猫背・前かがみ」「連続して長時間同じ姿勢をとること」「精神的なストレス」などが挙げられており、肩こりでは頭痛や吐き気を伴うことがあるとされています。
当院でも、頭痛で来院される方のお身体を確認すると、首だけでなく、背中・肩甲骨・骨盤のバランスが関係しているケースがあります。
特にデスクワークの方は、長時間座ることで背中が丸くなり、腕が前に出た姿勢が続きます。その結果、猫背・首が前に出る姿勢・肩こり・首の痛みにつながりやすい傾向があります。
そのため、頭だけを見るのではなく、首・肩・背中・骨盤を含めて、身体全体のバランスを確認することが大切です。
専門機関による対処法や考え方
緊張型頭痛は、医療機関では症状の程度や頻度に応じて、鎮痛薬、予防薬、ストレスマネジメント、リラクゼーション、理学療法、頭痛体操などが検討されます。日本頭痛学会でも、頻度や重症度が増している場合には治療が必要であり、鎮痛薬の飲みすぎには注意が必要とされています。
また、済生会の解説では、緊張型頭痛には首・肩の筋緊張が関与することが多く、長時間同じ姿勢を避けること、こまめな休憩、入浴、軽い運動、睡眠不足への注意などが予防のポイントとして紹介されています。
ただし、次のような頭痛がある場合は、整体よりも先に医療機関の受診を優先してください。
* 突然起こった、これまで経験したことがない強い頭痛
* 短時間で急にピークに達する頭痛
* 発熱を伴う頭痛
* 手足の麻痺やしびれを伴う頭痛
* 数週間のうちに悪化している頭痛
日本頭痛学会でも、このような頭痛は脳神経外科または脳神経内科で正確な診断を受ける必要があるとされています。
補足:整体における補助的なアプローチ
緊張型頭痛に対して、整体は医療機関での診断や治療を代替するものではありません。
ただ、検査で大きな異常が見つからず、首・肩こりや姿勢の崩れが気になる方には、整体による身体のバランス調整が日常生活の負担軽減に役立つ場合があります。
ライフ快療院では、頭痛そのものだけを見るのではなく、次のような点を確認します。
* 首・肩まわりの筋肉の緊張
* 背中や肩甲骨の動き
* 猫背や前かがみ姿勢
* 骨盤のバランス
* デスクワークやスマホ姿勢のクセ
「なぜ首や肩に負担がかかっているのか」を一緒に確認しながら、身体に負担の少ないやさしい施術で整えていきます。
肩こりや頭痛の方は、初回の施術で3割〜7割程度の症状緩和を感じる方が多い傾向があります。もちろん、症状の期間やお身体の状態によって個人差があります。
当院の緊張型頭痛に対する5つのアプローチ
1.姿勢分析検査とカウンセリングで原因を確認します
初回は、まずお話をしっかり伺います。
いつから頭痛があるのか、どの時間帯につらいのか、首や肩こりを伴うのか、デスクワークやスマートフォンの使用時間、睡眠状況などを確認します。
そのうえで、姿勢分析・首肩まわりの動き・肩甲骨・背中・骨盤のバランスを見ていきます。
「頭が痛いから頭だけを見る」のではなく、なぜ首肩に負担がかかっているのかを一緒に確認していきます。

2.首・肩だけでなく身体全体のバランスを整えます
緊張型頭痛では、首や肩のこりを感じていても、実際には背中・肩甲骨・骨盤のバランスが関係していることがあります。
長時間のデスクワークでは、背中が丸くなり、肩が前に出て、首が前に出る姿勢になりやすくなります。
ライフ快療院では、首だけを強くもむのではなく、骨盤から背骨、肩甲骨、首まで全体のつながりを見ながら整えていきます。

3.ボキボキしない、やさしい施術で首肩の緊張をゆるめます
「頭痛があるときに、首を強くひねられるのは怖い」という方もいらっしゃいます。
当院の施術は、身体に負担の少ないやさしい整体です。ボキボキするような強い矯正ではなく、お身体の状態に合わせて筋肉と骨格のバランスを整えていきます。
首・肩・後頭部まわりの緊張を確認しながら、無理のない範囲で施術を行います。

4.姿勢のクセを一緒に確認します
緊張型頭痛は、日常の姿勢や身体の使い方と関係していることがあります。
たとえば、
* パソコン画面を見るときに首が前に出る
* スマホを見る時間が長い
* 肩をすくめて仕事をしている
* 背中が丸くなりやすい
* いつも同じ側で荷物を持つ
こうした小さなクセが積み重なると、首や肩に負担がかかりやすくなります。
初回の検査では、ご自身では気づいていなかった身体のクセや姿勢の特徴を一緒に確認していきます。
「自分の頭痛は、首や肩だけでなく姿勢も関係していたんだ」と納得できるように、わかりやすく説明します。
5.セルフケアと通院目安をお伝えします
施術だけでなく、良い状態を保ちやすくするためのセルフケアもお伝えします。
デスクワークの方には、肩甲骨を動かすキャットレッチや、骨盤を立てて座る姿勢の工夫などをお伝えします。
院内資料でも、キャットレッチは肩甲骨を動かし、背骨や肩の動きを改善し、首こり・肩こり・背中の張りの改善につながるセルフケアとして紹介されています。
また、初回の状態確認後に、通院回数の目安と総額の見通しをお伝えします。
当院では、回数券の販売は行っていません。長期通院を無理に勧めることもありません。
お身体の状態とご希望をふまえて、必要な回数だけの通院をご提案します。

【キャットレッチで猫背改善】肩こり・首こり・手のしびれをほぐす簡単エクササイズ
キャットレッチのやり方
1. 背筋を伸ばして座る
2. 両手を後ろで組む
3. 鼻から息を吸いながら肩甲骨を寄せる
4. 口から息を吐きながら、ゆっくり頭を後ろに倒す
5. ゆっくり元の姿勢に戻す
5回ほどを目安に、無理のない範囲で行ってください。
痛みが強い場合や、動かすことで頭痛が悪化する場合は中止してください。
※このページは医療機関での診断・治療を代替するものではありません。
施術の効果や感じ方には個人差があります。
症状が長引く場合や強い痛み・不調がある場合は、必ず医師の診察を受けてください。
【参考情報】
医学的参考:日本頭痛学会「緊張型頭痛」「頭痛とは」
医学的参考:日本整形外科学会「肩こり」
医学的参考:済生会「緊張性頭痛」
院内資料:デスクワーク姿勢、キャットレッチ、肩こり・頭痛関連資料
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